インフォメーション / 街物語 INFORMATION

20183Dec OTHERペットと暮らす賃貸物件

お部屋探しの数だけ物語がある。部屋物語。

皆様は、大切なペットとのライフスタイルについてどのようにお考えでしょうか。

最近は犬や猫などのメジャーな動物のほかにも、ハリネズミやフェレット等いろいろな動物がペットとして認知されるようになり、ペットの幅が広がってきたように思います。

見ているだけで癒される愛くるしいペット達ですが、今住んでいる場所が賃貸住宅だからとペット飼育を諦めている方も正直なところ多いように思います。

また、今は実家暮らしだけれど、将来一人暮らしをしたらペットを飼いたい!という方もいらっしゃる事でしょう。

そこで今回は、ペットと暮らすための賃貸住宅の選び方について、皆様に情報をお届け致します。

 

【ペット可物件とペット不可物件について】

そもそも賃貸住宅には、大きく分けて「ペット可物件」と「ペット不可物件」の2種類があります。

ペット可物件ですが、表記上はペット可となっていたとしても、色々なルールや制約がある場合が多いので要注意です。

例えば、下記のようなルールがある場合が多いです。

  • 猫は不可だが犬はOK
  • 中型・大型の犬は不可(体長○cm以内、体重○kg以内等)
  • 1匹のみ可(多頭飼い禁止)

大家さんや、マンション管理規約により、もっと細かいルールが存在する場合もあり、一概に「ペット可物件」なら何でもOK!というわけではございませんので、お部屋探しの際は不動産仲介の担当者にペットのサイズや種類、何匹いるのかを伝えて、必ず管理会社に確認を取ってもらいましょう

次に、ペット不可物件ですが、その名の通り原則としてペット飼育や動物の持ち込み自体が禁止となっているお部屋のことです。

しかし、表記上は「ペット不可物件」でも、犬や猫等の音や匂いが気になりやすい動物は不可だけれど、観賞用の熱帯魚やハムスター等の小動物は飼育OK!という大家さんもいらっしゃいますので、小動物や熱帯魚、小鳥等でしたら一度相談してみるのもいいかもしれません。

現在、日本中にはたくさんの賃貸住宅が溢れていますが、割合的には圧倒的に「ペット不可物件」が多いというのが現状です。

仮に「ペット可物件」となっていたとしても、そもそも建物自体が動物を飼うことを前提に作られておらず、他の入居者の方もペットを飼育されていないことが多いため、完全なストレスフリーでの飼育というのは難しいでしょう。

しかし、年々「ペット可物件」は増えつつあります。

小型犬や猫などのメジャーな動物や小動物を1匹だけ、というような条件であれば、賃貸住宅でペットと暮らすことも決して難しいことではありません。

 

【ペット共生型物件】

「大型犬は絶対に飼っちゃいけないの?」

「捨て猫を2匹拾っちゃったら、絶対に飼えないの?」

ここまでの記事をご覧いただき、こんな風に考えた方もいらっしゃると思います。そして、上記に書いたような細かい規則のあるマンション等では厳しいというのは事実です。

しかし、最近は「ペット共生型物件」という「ペット可物件」の更に上を行く物件が少しずつですが増えてきています。

「ペット共生型物件」とは、書いて字のごとく、“ペットと共に生活していく”ことをコンセプトとする物件です。

よくある『ペット可物件』と比べて、

  • 大型犬も可
  • 多頭飼いも可
  • ペットのための設備設置

等と制約も少なく、ペットと共に暮らしやすい物件が多いです

ペット共生型物件のペット用設備

  • ペットの足洗い場

お散歩から帰ってきて、お部屋の中に入る前にペットの足を洗うことができます。共用部に設置されていることが多く、物件によっては温水がでる足洗い場もあります。

  • ペット用クロス

普通の壁紙(クロス)と違い、ペットの爪が引っ掛かりにくく破れにくいようにつくられています。

物件によっては、クロスの下半分と上半分を分けた作りになっており、もしもペットが壁紙を破いてしまっても、全面張り替えしなくても済むようになっています。

  • ペット用床材

ペットが足を滑らせてケガをしないよう、滑りにくい素材が使われています。また、傷がつきにくいものや、耐水性に優れた素材のものもあります。

  • 空気清浄機

ペットを飼う上でどうしても出てしまう匂いを除去してくれます。

  • くぐり扉

外出時や就寝時等にお部屋の扉をしめ切っていても、ペットが自由に各居室を出入りできるように、ペット用のくぐり扉がついている物件もあります。

  • キャットウォーク

完全室内飼いの猫の運動不足防止に、壁や天井に高さの違う板や棚がつけられています。猫を飼っていない場合は、収納の1つとして活用することもできます。

 

ここで挙げた設備はあくまで一例であり、物件によって名称や設置設備の違いがありますので、入居前にしっかり確認しておきましょう。こういった便利な設備が設置されていることが多い「ペット共生型物件」ですが、何より、他の入居者の方も皆同様にペットが好きで、基本的に動物が苦手な人はいない、という点が最大のメリットではないかと思います。

ペットが多少大きめの鳴き声で鳴いたとしても、夜中に運動会を始めたとしても、お互い様だから、と寛大な心で受け止めやすく、飼い主もペットもストレスを感じにくい環境で生活できます。

 

【ライターの声】

いかがでしたでしょうか。

賃貸住宅でペットを飼うことは、確かに容易なことではありませんが、決して不可能なことではありません。

最近は1人暮らしでもペットを飼われる方も増えており、仲介会社もニーズに合わせて色々な物件情報を持っています。

「賃貸だからペットは無理」と諦めてしまう前に、ぜひ一度相談してみましょう。

もしも担当者がペットを飼っていたら、ペットの飼い方のコツも教えてくれるかも?しれませんよ!

ポイントは、不動産営業担当が、しっかりお客様のご要望に対して、相談できる関係があるかどうかです。ペット不可の物件でもなんとかならないか。などお客様発信でしっかり要望をお伝えして動いてくれる信頼のある営業担当についてもらいたいものですよね。

内覧・詳しい情報などお問い合わせはこちら